【今週のドル円相場】2020/10/18

先週の主な出来事

14日:国際通貨基金(IMF)は報告書で、2020年の世界全体の政府債務が、世界の国内総生産(GDP、約90兆ドル)にほぼ匹敵する規模になると予測

16日:米財務省は2020年度の財政赤字が過去最悪の3.1兆ドル(約330兆円)になったと発表。財政赤字は国内総生産(GDP)比で15%程度となり、金融危機時の09年度(9.8%)を上回って、第2次世界大戦時の20%台に迫る水準。(米国の債務および財政赤字の悪化が目立つ、潜在的なドル安要因)

17日:コロナウイルス。10月17日は世界全体で39万2471人。2日連続で最多を更新。地域別で欧州が2日連続で15万人を超えた。北米も増加傾向で8月上旬以来の高水準。(コロナ感染者数増加による、景気下ぶれリスク、株価下落、円高要因)

 

先週の相場動向

ドル円相場は、週初は105.85レベルからスタート。特段材料ない中で、じりじりと下落する展開となり14日の北米時間では105.04まで下落した。

105円台前半ではドル買いが優勢で、値を戻したが、勢いは続かず、105.20 – 105.40レベルでの推移が続き、週末は105.39でクローズ。

米大統領選挙を控えて全体的に小動きの展開が続いている。

相場のポイントとして、米大統領選で僅差でトランプ氏が負ければ、彼を支持する極右勢力などが怒り、全米各地で暴力デモが燃え広がり、米国でまたしても暴動が起きるのではないかという話もちらほら出てきています。(大統領選後のドル安リスク)

米国サイドには債務問題・財政赤字問題・国民の分断など、リスク要因が多く、先行き米ドル安が意識される展開が続きそうです。

 

先週のドル円相場

安値:105.04

高値:105.88

先週末の終値:105.39

 

2020年のドル円相場

安値:101.18

高値:111.72

 

今後の重要な政治スケジュール

10月22日:米大統領選第二回テレビ討論会(テネシー)

10月26日-10月29日 五中全会(成長率目標が発表)

11月予定:王毅(ワン・イー)外相が11月に来日し、茂木敏充外相と会談

11月3日:米大統領選(任期は4年間)

11月4日:FOMC

戸田 裕大

若竹コンサルティング 創業者