【ドル円相場「足元の為替相場」】2020/9/27週

「足元の為替相場」2020/9/27週

先週の主な出来事

23日:トランプ米政権はSNS利用者の投稿内容に運営企業が手を加えることを規制する法整備を呼びかけ。なお民主党のバイデン前副大統領は運営企業の一層の関与を求めている。

24日:香港警察は、著名な民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏を逮捕。2019年10月5日の違法なデモに参加した容疑と、当時マスクの着用を禁じた「覆面禁止規則」に違反した容疑。

25日:日本政府が外国人の入国緩和の方針を発表。 3カ月以上にわたって日本に滞在する在留外国人の全世界からの新規入国を、10月1日から順次認める方針。

25日:2020年4~6月期の日本の製造業の海外売上高は前年同期比32.2%減の2024億ドル(約21.3兆円)。6四半期連続のマイナスで、減少幅はリーマン・ショック後の09年1~3月期に次ぐ過去2番目の大きさ。(経済産業省)

25日:菅義偉首相は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と初めて電話で約30分間の協議。延期した習氏の国賓来日については特にやりとりなし。

26日:米商務省が中国半導体受託生産の中芯国際集成電路製造(SMIC)に米国企業などが特定製品を輸出する場合に、事前に同省の許可を得るように求めた。

 

先週の相場動向

先週のドル円相場は、先週の流れを引継ぎ、週初は下値を試す展開となり、104.00まで下落しましたが、そこでは買いの注文も多くみられ緩やかに反発しました。その後は極めて堅調に推移し、週末までジリジリと上昇する展開。105.71の高値をつけたあと、週末は105.57でクローズとなりました。

週初は、全体的にドルが反発(上昇)地合いの中、ドル円だけが取り残されて、しばらく104円台の前半で揉み合う動きもみられましたが、最終的にはドル上昇の大きな流れの中で、ドル円も買い戻された格好です。米国の大統領選のTV討論会を火曜日に控え、いよいよ相場は手仕舞いムード、そのためにここまでの動きと反対(ドル円で言えば上昇、株で言えば下落)に動いた、これが現在の相場の全体感と考えております。

さらに米国では9月末の財政予算策定の期限を控えています。共和・民主で折り合わず追加の経済対策が選挙前に行われるのか?にも注目が集まるところです。中国が年に2回の大型連休(国慶節)に入る中、来週の市場の注目は米国にあつまりそうです。為替はこれらの動きを睨みながらの展開になると思います。

 

先週のドル円相場

安値:104.00

高値:105.71

先週末の終値:105.57

 

2020年のドル円相場

安値:101.18

高値:111.72

 

今後の重要な政治スケジュール

9月29日:米大統領選第一回テレビ討論会(オハイオ)

9月29日:日露首脳協議(電話)

9月末日:2021会計年度(20年10月~21年9月)の予算案の期限。

共和党は最大1兆ドル、民主党は3兆ドル規模の追加対策を提示し、折り合わない可能性あり。

10月1日:EU首脳会議

10月1日:国慶節(8日まで)

10月15日:米大統領選第二回テレビ討論会(フロリダ)

10月22日:米大統領選第二回テレビ討論会(テネシー)

10月予定:王毅(ワン・イー)外相が10月に来日し、茂木敏充外相と会談

11月3日:米大統領選(任期は4年間)

 

以上となります。

戸田

戸田 裕大

若竹コンサルティング 創業者