【ドル円相場「足元の為替相場」】2020/9/20週

「足元の為替相場」2020/9/20週

先週の主な出来事

14日、自民党総裁選にて菅氏が総裁に選ばれる

14日、EU中国首脳会談、EUミシェル大統領、香港や新疆ウイグルの問題で懸念を伝えたほか、南シナ海では国際法に従って行動するよう促した

(もともと中国と欧州は蜜月関係でしたが、人権問題をきっかけに、欧州が一歩引く構えをみせています)

16日、菅内閣発足、財務・金融に麻生氏、外務に茂木氏、防衛に岸氏、行政・規制改革に河野氏が就任

20日、菅首相と米トランプ大統領が電話会議予定

 

先週の相場動向

先週のドル円相場は、アジア時間は総じて小動きだったのですが、欧州入りから米国早朝(日本の16:00-22:00)にかけて、毎日、ドル売り円買いが強まりました。欧州などの海外勢が日本が菅政権下でどこまでの円安政策を執り行うのか、試しているようにも見受けられます。また先週はリスク選好度のパラメータとも言える株式市場が、日米共にやや軟調に推移しました。リスク選好度が低い中で、低金利・安全通貨の円が買い戻されたという見方もできます。

105円はしばらく割りこんでいない水準でしたので、ある程度105円前後での攻防もあるかと思われましたが、特に滞在時間も長かったわけでもなく、スルスルと下落するような相場でした。日本の直近の為替介入の実績は、既にお渡ししておりますが、77円台のころです。ですから104円程度で、麻生大臣や財務省が為替介入を指示していくると言うことは、なかなか考えにくい状況にあります。

やや、相場は円高に行きそうな雰囲気もでておりますが、御社は足元でも5割以上のヘッジ比率を持ってますから慌てる必要はないと思います。引き続き、相場を注視しつつ、来年以降の対策を練っていきましょう。

 

菅新首相の記者会見より、要旨抜粋

新型コロナウイルス対策が最優先、その上で社会経済活動との両立を行う

コロナ下において、デジタル対応および、サプライチェーンの見直しの重要性を感じた

地方を重要視、インバウンドの重要性を語る(菅氏が地方と、地方再生のためのインバウンドに力を入れたい意向を感じました。結局、中国から消費者を呼び込むと言う動きは、もはや日本経済にとって欠かせないものなのだなと思います。)

不妊治療への保険適用を行う

日米同盟を基軸とした国家安全保障戦略を継続する

自助公助共助・絆、国民のために働く内閣

桜を見る会、来年より中止

省庁の縦割り体質の打破や規制改革、行政のデジタル化などに取り組む

規制改革を政権のど真ん中に置いている

前例主義を打破したい

 

先週のドル円相場

安値:104.28

高値:106.21

先週末の終値:104.57

 

2020年のドル円相場

安値:101.18

高値:111.72

 

今後の重要な政治スケジュール

9月22日:国連一般討論演説(トランプ大統領・習近平国家主席・プーチン大統領)

9月24日:EU首脳会議

11月3日:米大統領選(任期は4年間)

 

以上となります。

戸田

戸田 裕大

若竹コンサルティング 創業者